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コロナで欠航のエアアジア航空券代が9ヶ月後に返金されたので全詳細を公開

投稿日:2020年12月14日 更新日:

2020年のゴールデンウィークはエアアジアでタイに行く航空券を予約していたのですが、ご存知の通り新型コロナウイルス感染拡大のため世の中の大部分の国際線はキャンセルされ、私のエアアジア便も欠航になってしまいました。

当然返金要求をしましたが、同様の要求が殺到したせいでなかなか返してもらえず、本日2020年12月14日になってやっと全額返金されたので、返金までの経緯を全て記事にまとめてみました!まだ返金されていない人の参考程度にはなると思います。

なお、返金してもらえるかどうかやその方法はケースバイケースで、エアアジアのどこの拠点と契約(航空券を購入)したのかや支払い方法によっても違ってきます。当記事はあくまで管理人の体験談を共有する目的のものであり、この通りにすれば返金が保証されるというものではありませんし、記載内容の正確性も保証しかねます。当記事により生じた損害等について、当サイトでは一切責任を追えまでんのでご注意ください。当記事を参考に行動を取る場合は全て自己責任でお願いします。

エアアジア関連記事

—–2021年6月14日追記—–

エアアジアの返金について最新状況をこちらの記事でまとめました。6/12(土)にエアアジアから届いたメールを始め、今後エアアジアから何か連絡があったら随時最新情報を追加しますのでこちらの記事をご覧ください。

—–2021年3月19日追記—–

昨日(2021年3月18日)、エアアジアから「債務証明のためPODフォームを記入してください」というメールが届きました。メールの詳細とPODフォームの記入方法をこちらの記事でまとめたので合わせてご覧ください。

また、このメールが届いたことにより、私に返金したのはエアアジアではなく支払いに使ったクレジットカード会社だった可能性が濃厚になってきたので、以下に書いてあるエアアジアとのやり取りはあまり意味がなかったということになりそうです😅あくまでご参考までにどうぞ。

予約していた航空券の詳細

最初に、私が予約していた飛行機の詳細はこちらです。Expediaと三井住友VISAカードを使って以下の通り予約していました。

  • 予約方法:Expediaのサイト
  • 旅程:2020年4月〜5月の某日程(ゴールデンウィーク)
  • 目的地:プーケット(タイ)
  • 経路:成田→バンコク→プーケット→クアラルンプール→羽田
  • 金額:行き約100,000円、帰り約80,000円※、合計約180,000円
  • 契約先航空会社:エアアジアマレーシア本社、タイ・エアアジア
  • 支払方法:三井住友ゴールドVISA

返金には、契約先航空会社とクレジットカード決済であることが重要になってきます。これについては後で説明します。

※本当は往復航空券を1度に予約したのですが、謎のシステムエラーで復路のみ予約に失敗し、別に予約しなおしたので行きと帰りで別々の予約番号になってしまいました。金額は別予約になっても特に変わりませんでした。

↓往路のみ予約に成功し、復路の予約に失敗した時のエラーです。

今思うと、行きと帰りで別の会社(タイ・エアアジアとエアアジア本社)だから一緒に予約できなかったのかな、という気もします。それにしてもグループなんだから1つの予約番号で処理しろよって感じですがw

エアアジアから航空券代が返金されるまでの時系列

私の場合、行きと帰りが別々の予約になってしまいましたが、行きの便の欠航が決まってから帰りの便も欠航になるまで1ヶ月半以上空きましたし、更に返金処理についても行きと帰りで別々に行われたため、ちゃんと両方とも返ってくるか非常に不安な日々が続きました。

結局、3月に行きの便が欠航になってから、往復分が全額返金されるまで9ヶ月以上かかりました。以下が予約してから返金されるまでの詳細な時系列です。

  • 2019/12/13:航空券予約
  • 2020/3/7:行きの便が欠航との通知受信
  • 2020/3/7:往復分の返金を請求(予約番号が別なので2件分請求)
  • 2020/3/8:帰りの便はまだ欠航になっていなかったので、復路の返金請求が却下される
  • 2020/3/8〜:タイに行けなくなったのに帰りの分を返金請求できないのはおかしいので何度も連絡を試みる
  • 2020/4/9:何度連絡しても梨の礫なので、AirAsiaのサポート(ボットではなく人間)とチャット(待ち時間約1時間)。改めて往路と復路の返金処理を開始してもらい、ケース番号を受け取る。
  • 2020/4/21:ようやく帰りの便についても欠航になる旨の通知が届く
  • 2020/4/25:クレジットアカウントにポイントとして返金するからBIGアカウントを作れというメールを受信
  • 2020/4/27:現金で返金をするよう、再度人間とチャット。AirAsiaに対して正式に現金での返金希望の件をメールしろとのことだったのでメール送信
  • 2020/5/19:往復分両方について返金要求を受理したとのメール受信。一旦、これで返金請求の手続きは完了。返金まで12〜16週間かかるとのことなので最大16週間後の9/8ごろまで待つことに。
  • 2020/10/5:9月上旬の返金期限を大幅に過ぎているが返金されないので消費者センターに連絡することに。合わせて、三井住友VISAカードにチャージバック(返金)を依頼
  • 2020/12/14:紆余曲折の末ついに全額返金!!!

文字の色は何となくですが、赤字が悪い出来事、青字がいい出来事です。

なんと、最初に欠航の連絡があってから返金されるまで9ヶ月、予約してからは実に1年経過しています・・・。返金されただけでもありがたいと思うべきかもしれませんが、利子くらいは受け取りたい気持ちです。

↓これが返金分のクレジット明細です。具体的な金額は伏せていますが(けっこうユニークな数字のはずなので)、2021年の1月にきっちり約18万円返ってきます。これを見られる日を一体どれだけ待ちわびたことか・・・。

なお、上の時系列はこれでもだいぶはしょっていますが、返金されるまでの間にエアアジアからわけのわからないメールを何十通も受け取っています(興味のある方は一番下のやり取りの詳細をご覧ください)。中には代理店向けと思われるような意味のわからないメールもあり、放置していたら「あと3日以内に返信しろ」という脅しに近いようなメールまで届いたこともありました。

さすがに、もう返金されないのではないかと心が折れそうになったこともありましたし、Twitterなどで検索すると同じように返金されていない人がかなりたくさんいるようだったので、チケット代よりお金がかかってもいいから弁護士に相談することすら視野に入れていました。長い長い道のりでしたが、そうなる前に返金されて本当に良かったです・・・。

そもそもエアアジアの返金義務はどうなってる?

返金までの時系列は上述の通りなのですが、今回返金を要求する前に、一応エアアジアの補償義務や返金方法を調べてみました。勢い余ってエアアジアに強く出たところで、規約に不可抗力の場合現金での返金はできないみたいに書いてあったら残念ですから(笑)。

エアアジアの都合でフライトがキャンセルになった場合(たとえコロナが原因でも)、エアアジアがどのように補償する必要があるのかは、「ご利用条件」(運送約款)に書かれています。

https://www.airasia.com/aa/about-us/ja/jp/terms-and-conditions-ak.html

9.2 フライトのキャンセル及びスケジュールの変更: ご予約後、当社の管理を越える事態、航空保安上の理由、その他いずれかに生じたやむを得ぬ事由により予告なく、運航時刻の変更、キャンセル、発着地の変更が生じる場合があります。このようなフライトのキャンセルが発生した場合、当社は当社の裁量により以下いずれかの措置を講じます:
1. その時点で一番早い、空席のある別のフライトにお客様を追加料金無しでご案内いたします。必要な場合は、お客様の予約の有効期限を延長します。
2. お客様が今後別のフライトのご予約をされる場合、支払い済みの料金をお客様のクレジット口座に保留します。ただし最初のご予約から90日以内に再予約していただく必要があります。
3. 出発予定時刻の3時間前後以内に生じたフライトキャンセルもしくは予定変更を理由としてお客様がフライトを完全にキャンセルされる場合、お客様の銀行口座、クレジットカード又はデビットカードに返金いたします。予約が完了していないお客様につきましては出発当日のフライトの遅延、キャンセルもしくは予定変更に対する返金はございません。

これを見ると、客が別のフライトに変えることが可能な場合、もしくは出発予定時刻の3時間以内に突然キャンセルや予定変更が起こった場合の対応しか書かれていませんが、今回のようにコロナでキャンセルになった場合の対応はどうなるのか上記の1〜3を見ながら考えてみました。

まず1については、当面国際線自体が機能せず、一番早い別のフライトが存在しないため選択肢にはなり得ません。

次に2については、エアアジアの経営状態が健全ならばという前提ですが、今後別のフライトに使うためクレジットアカウントへのポイント付与を許容することは不可能ではないと思います。実際、エアアジアはやり取りの中でここに書かれている90日以内という期間を2年間に延長すると言ってきているので、クレジットを付与しておいてもらってコロナが明けてから再度利用する方法も考えられると思います。ですが、エアアジアは本社も2020年10月に経営状態悪化のため再建手続きを開始しているくらいなので、たとえ2年に延長されたとしても、今後エアアジアを再度利用できるのかどうか自体が不透明なので、この選択肢も微妙だと思います。

次に3についてですが、これは出発前の3時間を切ってから急遽フライトが欠航または変更になった場合なので今回は該当しないと思います。

こう考えると、唯一選択肢2が採用できる可能性がゼロではないですが、今後の見通しが立っていない以上実際にはどの選択肢も難しいと思います。そうなると、たとえコロナが原因であったにせよ、エアアジアはすでに受け取った報酬に対する役務(フライト)を提供できない(将来提供できる見通しも立っていない)ことになるので、受け取った報酬は不確定要素の多いポイントではなく現金で返金すべきと言ってもいいと思います。

繰り返しますが、私にはエアアジアが現金での返金をする義務があるのかどうかの法的根拠までは分かりませんが、少なくとも予約した客の立場としては先行き不透明である以上現金での返金を求めるのが合理的だと言えますね。

なお、エアアジアの規約は拠点によっても微妙に違っているようなので、自分が予約した会社の規約がどうなっているかは各自ご確認ください。

エアアジアへの返金請求方法詳細

さて、では時系列では詳細を省いていた返金請求方法について詳細をお話しします。もしかするとこれから続々と返金されるのかもしれませんが、もしまだ返金されていないという人は以下が参考になるかもしれません。

エアアジア・ジャパンの場合→消費者庁に相談(倒産前までは)

エアアジア・ジャパンは倒産して日本から撤退してしまったので今となっては使えない方法かもしれませんが、倒産前までは予約した航空券の契約先がエアアジアの本社や海外拠点ではなくエアアジア・ジャパン(国内法人)の場合、消費者センターに相談すれば対処してもらえる可能性がありました(実際消費者センターに電話した時そう教えてもらいました)。

これは、日本法人であれば行政が直接指導を行うことができるためで、もしエアアジア・ジャパンと契約している場合、政府が直接介入できない海外拠点と契約している場合より返金してもらえる可能性は高かったためです。

ただし、2020年12月現在エアアジア・ジャパンは事実上破産しており、2万人超に返金のメドが立っていないとのニュースもありますので、現在はどうなっているか分かりません。

更に、Twitterを検索したところエアアジア・ジャパンから返金できないというメールが来たという書き込みもあったので、今は厳しいのかもしれません・・・。

エアアジア・ジャパンと契約していてまだ欠航分が返金されていない方は、ご自身で消費者庁などにお問い合わせください。

エアアジア海外拠点の場合→クレジットカード会社にチャージバック請求

では、エアアジア・ジャパンではなくエアアジア本社やその他の海外拠点、つまり海外法人と契約している場合はどうでしょうか?私の場合はエアアジア本社とタイ・エアアジアだったのでこちらに該当します。

ちなみに、エアアジアの拠点はこんなにたくさんあり、航空券にも自分の契約先がどこなのか明記されていないので、自分で調べる必要があります。

  • エアアジア(AK)
  • タイ・エアアジア (FD)
  • インドネシア・エアアジア (QZ)
  • フィリピン・エアアジア (Z2)
  • エアアジア・インディア (I5)
  • エアアジア・ジャパン (DJ)
  • エアアジアX (D7): 米国発着便以外
  • エアアジアX (D7): 米国発着便
  • タイ・エアアジアX (XJ)
  • インドネシア・エアアジアX (XT)

私はAKとXJということになります(時系列のところで貼った返金明細の画像にもAKとXJという文字列が入っています)。

海外本社や拠点の場合、日本の消費者庁は直接手を下すことはできないため、残念ながら消費者庁に助けを求めることはできません。代わりに、エクスペディアや決済に使ったクレジットカード会社に連絡したらチャージバックしてもらえるかもしれないということを消費者センターから教えてもらったので、早速クレジットカード会社に連絡しました。

チャージバックはカード会社によって出発日から90日以内などの制限があるようですが、私の場合4〜5月が出発日だった航空券に対して10月に入ってから請求手続きを行っても無事返金されました。決済に使ったのは三井住友VISAカードですが、使っているカードはゴールドだったので、もしかするとそれも有利に働いたかもしれません。クレジットカードで決済をしていても、必ずチャージバックされることは当サイトでは保証できませんので、各自クレジットカード会社にご確認ください。

チャージバックを請求するには、まずはクレジットカード会社の通常窓口に連絡します。わけを話すと担当窓口につないでくれるはずなので、その窓口に必要な手続きを教えてもらいましょう。

三井住友VISAカードの場合、ゴールドデスクに連絡したら担当部署につないでくれたので、そこで指示された通り以下のものをメールに添付して送りました。

  • 予約時のメール(eチケット)
  • フライト欠航通知メール
  • 返金依頼時のメールやチャットの履歴

上記の資料をもって三井住友VISAカードからエアアジアの契約金融機関(先方のクレジットカード会社)に連絡しますが、返事があるまで1〜2ヶ月程度時間がかかる可能性があることを告げられました。

私が三井住友VISAに連絡してからしばらくすると、明らかに代理店(もしくはカード会社)向けと思われるメールが何故かエアアジアから私宛に届いたので、心配になってそのメールも三井住友VISAに転送したりしました。その後何度かやり取りした末、本日12月14日に三井住友VISAから電話があってようやく返金されたという流れでした。疲れました。

なお、銀行振り込みなどクレジットカード以外の支払い方法で決済した場合にはこの方法は使えないかもしれません。私にははっきりしたことは分かりませんので、消費者センターに聞いてみるなどの対応をおすすめします。

エアアジアに欠航分の航空券代を返金してもらうコツ

これまで私がエアアジアや消費者センター、三井住友VISAとやり取りして分かった返金のコツをまとめてみました。これは私のケースであり、この通りやれば必ず返金されるわけではないので、あくまでご参考までに。

BIG(エアアジア)アカウントは作るべからず!!

私は、エアアジアアカウント(BIGアカウントと呼ばれるもの)へのクレジット(ポイント)による返金は一切望んでいなかったので、最初から最後まで一貫してアカウントは作成しませんでした。

正確に言うと、エアアジアが破産した時にさすがに心配になってGoogleアカウントと紐づけてログインしてしまいましたが、私が予約していた航空券や返金依頼ケース番号との紐付けは行っていないので、エアアジア側では同一人物だということは判別できていなかったのではないかと思います。

で、何故エアアジアアカウントを作らない方がいいかというと、現金での返金を希望していたのにポイントで返金されてしまったという人を見つけたからです。まあ、この人は「クレジット付与が嫌な場合14日以内に返信するように」というエアアジアの要請を無視していたからのようですが、アカウントを作っていなければそもそも「現金じゃなくてポイントでの返金になったらどうしよう・・・」とやきもきすることもないと思います。

エアアジアのメールはスルーするべからず!

上のエアアジアアカウントとも関係しますが、エアアジアはかなり頻繁にポイント(クレジット)での返金を受け入れるよう求めるメールを送ってきます。場合によってはこのメールに返信しないと自動的にアカウントにポイントが付与されたり、クレジット付与に同意したと見なされてしまうこともあるので、メールはスルーせずきちんと確認・返信するようにしましょう。

たとえエアアジアのアカウントを作ってしまっていても、メールに返信していればクレジット付与に同意したとは見なされないようなので、しっかりと意思表示をしてください。もしかしたら一度現金での返金を要求しても何度もクレジットアカウントにしたいというメールが来るかもしれませんが、それでも根気強く現金での返金を請求しましょう。

私も、アカウントは作っていませんでしたが、クレジット付与をするためにアカウントを作るよう促すメールが何度も何度も来たので、現金での返金以外は受け入れないとしっかり意思表示した結果現金での返金要求が受理されました(これについては最後のエアアジアとのやり取りのセクションで書いています)。

現金での返金希望と「メールで」意思表示すべし!

これも上のエアアジアのメールをスルーしないことというものと関係していますが、エアアジアに現金で返金してほしい場合、チャットでなくメールでその意思表示をした方がいいようです。

私もチャットで何度か現金で返金してほしいということを伝えたのですが、結局そのメッセージはきちんと社内で伝えられず、実際現金での返金要求が伝わったのはメールで意思表示した時のみでした。

この後のエアアジアとのやり取りのセクションでも書きますが、これはエアアジアのチャット(生きた人間)からも言われました。クレジットで返金したいというメールが届いているはずなのでそれに返信するように、とのことでした。私の場合、往路と復路で別々にクレジットで返金するという旨のメールが来ていたので、それぞれ(1予約番号につき1件のメール)に返信してクレジットではなく現金で返金するよう強く要求したところ、現金での返金要求が受理されました(ただし、結局その後再建手続きに入ってしてクレジットカード会社にチャージバックを依頼しましたが笑)。

もし試していない人は、これまで送られてきたクレジット返金しますという内容のメールに返信してみるといいかもしれません。ただし、noreplyで始まるアドレスには返信しても見てもらえないのでご注意ください!また、日本語で送ってもいいですが英語の方がより確実が気がします。

エアアジアに対してキレるべからず!

ネットでいろんな人のコメントを見ていると、チャットサポート(ボットではなく人間)に対してあまり感情的にギャーギャー言った人は、途中でチャットを強制終了されたという内容が多かったです。

もちろん強制終了はプロとしてあるまじき行為ではあるのですが、今は同様の問合せが殺到していて返金も間に合っていない中、感情的になってもあまり前進は見込めないと考えられます。

かつ、チャットの相手は日本語対応であっても外国人が多いそうなので、あまりとりとめのない日本語を羅列しても理解できない可能性もあります。私はそれを予想して英語でやり取りしましたが、向こうは英語もあまり通じないのでそれでも会話が噛み合わないことはありました。

以上のことから、対策としては、とにかくキレないこと(気持ちは手に取るように分かりますが)、相手の言語レベルに立って分かりやすく書くこと、要求内容をはっきり完結な文章で書くことです。少なくとも、私の場合はこうすることで少し前進しました。

更に、上でメールでの意思表示が大事だと書いたように、もしかするとチャットの人は決まった項目の案内や入力しかできず、客からのフリーメッセージは受理できないのかもしれません。結局、チャットよりもメールの方が物を言うということでしょうか。

諦めずダメ元で早めにカード会社に連絡を!

エアアジアはマレーシア本社も日本も破産手続きをしているので、今からの返金請求は難しいようにも思えますが、カード決済で航空券を購入した人は上記の手段を試しつつ早めにカード会社に連絡してみることをおすすめします。

何故なら、いくら返金の大元の責任がエアアジアにあったとしても、あなたが実際決済に使ったのはクレジットカードであり、商品がきちんと決済者の手元に届かない (飛行機が欠航になった)場合、クレジットカード会社にも補償の責任があるからです。

私は法律のプロではありませんしカード会社によってもチャージバック(払い戻し)の条件は違うはずなので確実なことは言えませんが、クレジットカード会社に強めに出てみるのも手ではないかと思います(私は強く出る前に返金されましたが)。

カード会社によっては出発予定日から90日以内の申請のみ受け付けるなどの条件もあるようですが、今回はコロナという特殊な事情ですし、エアアジアから返金に16週間(112日)かかると言われていたのであって好きで90日以上放置していたわけではないので、カード会社もムゲに却下はしないのではないでしょうか(あくまで予想で保証はできませんが)。

【参考】エアアジアとのやり取りの詳細

最後に、エアアジアとのやり取りを参考までにいくつか引用します。マレーシアの会社で、日本語のサポート要員は限られていると予想し最初から英語でやり取りしたので、来たメールもほとんど全て英語です(何故かたまに日本語でも来ましたが)。

エアアジアからは何十通もメールがありましたが、ここでは代表的なものと特に意味不明だったもののみピックアップしました。一応時系列で並べてあります。腹立たしいほど長いので、興味のある方のみご覧ください。あえて載せなくてもよかったかもしれませんが、笑えるほど意味不明だったので載せてみました。どうぞ笑ってください(笑)。

行きの便のキャンセル通知〜最初の返金要求(翌日却下)

最初に、エアアジアから来た行きのフライトのキャンセル通知はこんな内容でした。恐らくこれはコロナ禍でエアアジアを予約した人はみんな受け取ったのではないかと思います。

昨今の “健康状態” を鑑みて、成田〜経由地のバンコク行きのフライトが欠航になりましたという内容の文章ですね。3/7に受け取ったのですが、この時点ではまだ世界的なロックダウン状態になるとまでは予想されていなかったので、選択肢として別のフライトへの変更、クレジットアカウントへの返金、現金での全額返金が提示されています。

現金による返金の場合、AVA(チャットボット)とチャットして返金依頼ができるとのことなので、このメールの後すぐチャットして往復分の返金依頼をしました。先ほど書いた通り、往復で予約番号がバラバラだったので、2件のケース番号(問合せ番号)が発行されました。

そして、この後すぐにケース番号発行通知がメールで届きました(2件なので2通届きました)。

・・・が、帰りの分についてはこの時点でまだ欠航になっていなかったということで、何と返金要求が翌日却下されてしまいました(行きの分は受理されたままでしたが)。件名をスクショに入れるのを忘れてしまいましたが、「Reject- Invalid refund request<Case Number:XXXXX>」(却下:無効な返金要求)という件名でした。本文は以下の通りです。

何かしらのテキストと置き換えられるはずの変数{2}がそのまま出ていて文面がおかしいですが、それはさておき。

だから予約番号が行きと帰りで別々なのは嫌だったんだよ・・・。この時から、往復分がきちんと返金されるのか不安になり始めます。しかも、まだ帰りのフライトの欠航通知は来ませんし。にも関わらず、この後行きのフライトのキャンセル通知だけは何度も届きました。いや、行きのフライトがキャンセルになったのはもう分かってる・・・。帰りの欠航通知はよ・・・。

この間も、きちんと返金されるかどうかが不安だったので、英語でも日本語でもとにかく何度もエアアジアに問い合わせました。エクスペディアにも問い合わせましたが、以下のシンプルな返信があったきり、現在まで何の音沙汰もありません。

エクスペディアにご連絡いただき、誠にありがとうございます。

現在、新型コロナウイルスの影響により通常より多くのお問合せをいただいております。そのため、お待たせして大変申し訳ございませんが7日以内にご返信させていただきますこと、どうかご了承ください。

全然7日以内なんかに返事はありませんでした。てか今でも返事来てないし。

生きた人間とのチャット〜返金要求が受理されるまで

返金依頼を出して以来、エアアジアからも何の連絡もないため、4月に入りついにチャットボットではなく人間のサポートに連絡することにしました。人間が出てくるまで待ち時間は1時間以上かかりましたが、背に腹は変えられません。なお、チャットの履歴は保存できず自分でコピペしてメモ帳に貼り付けたものなので見にくいですが、以下の通りです。左側がサポートの人、右側が私です。

この時は、帰りの分の返金依頼が却下されたことには触れず、とにかくフライトが欠航になったので返金をしてもらうようお願いしました。すると、フライトを別の日程にするかクレジットアカウントに返金可能だと寝ぼけたことを言ってきたので、そんな方法ではなく現金で返金してくれと言いました。

すると、現在の状況を受けて通常よりも返金に時間がかかっていると釘は刺されたものの現金での返金が受理されそうだったので、今回返金要求が受理された証拠をメールか何かでもらえるのか聞いたところ、英語があまり通じず会話が噛み合わなくなったので、とにかく問合せ番号を発行してもらいました(私も一箇所書き間違って意味がおかしい文がありますが笑)。

とりあえず、返金依頼は受理され、支払いに使ったクレジットカードに返金されるということだったので、一旦は前進したと判断してチャットを終えました。

それからしばらくして、ようやく帰りのフライトについても欠航の通知が届きます。これについては行きの欠航通知と同じ内容なので割愛します。

ところが、です。それから数日後、こんなメールが届きます・・・。

「お客様のフライト予約をクレジットアカウントに返金する処理をしていたところ、BIGアカウントIDをお持ちではないことが分かりました。こちらをクリックしてBIGメンバーIDを作成してください・・・」という内容です。

いやいやいやいやwwwwwwwwww

現金で返金せえゆうたやろがwww何クレジットアカウントに返金しようとしとんねんwwwww

仕方ないので、「何度も言っている通り、ク レ ジ ッ ト で は な く 全 額 現 金 で の返金を希望しています。このためエアアジアのアカウントは不要です」と以下の通り返信しました。

チャットでも言ったはずだったんですが、どうやらチャットの人は単純に返金リクエストのチケットを切った(案件を登録した)だけで、現金で返金してほしいというメッセージは伝わっていなかったようです。

更に、このメールだけでは不安だったので、再度エアアジアの人間のサポートとチャットすることにしました。以下が履歴です。

現金での返金要求をしたにも関わらずクレジットアカウントに返金する旨のメールが届いたので確認したほしいということをサポートの人に聞いたところ、サポートの人から2つある予約番号のうち1件についてはすでに現金での返金を希望する旨の返信が私からエアアジアに届いているが、もう1件についてはまだ受信していないので、4/9に送っているメールに返信する形で現金での返金を要求してほしいと言われました。今度の人は言葉が通じる人でよかったです。

つまり、先ほど現金で返金せぇや!とキレぎみに送ったメールがきちんと意思表示として受理されていたということのようです(笑)ただし、それは2件ある予約番号のうち1件のみに関するものなので、もう1件についても早く返信してほしいということのようです。

正直、エアアジアからは同じようなメールばかりたくさん来ていて重要そうでないものはあまりしっかり読んでいなかったのですが、その中に4/9に送信されていて返信する必要があるメールがあったということのようです。

確かに、検索したところクレジットアカウントに返金したいのでどうのこうのというメールはあったので、それに現金での返金を要求する旨を返信しておきました。

すると、後日以下のメールが予約番号1件につき1通、合計2通届きました。

返金リクエストを受理しましたというメールです。やっと受理された!これで12〜16週間後に(現金で)返金されます・・・。

返金されずチャージバック請求したところ、史上最大級のイミフメールが・・・

しかし、返金要求が受理されたからと喜んだのも束の間、時系列のセクションでも書いた通り約束の16週間経っても一向に返金される気配はありません。16週間って4ヶ月ですよ?さすがにもう返してくれよって感じです。

しびれを切らせて消費者センターに連絡した上で三井住友VISAにチャージバックを依頼したところ、恐らく三井住友から連絡が行った後でエアアジアからこんなメールが来るではありませんか・・・。

ちょっと字が細かくて申し訳ないですが、最初の方だけかいつまんで訳すとこんな内容です。

弊社のシステムにおいて、こちらの予約はAGアカウント以外の支払い方法が使用されたことが記録されていますが、他の支払チャネルで行われた支払については銀行口座に返金できかねますのでお知らせします。

もしあなたが乗客の場合、申請に際して代理店に連絡して支援を得てください。

(中略)返金要求が受理された場合以下の返金方法が使用されるので、選択して返信してください。

(中略)

3. 代理店の事前振り込み口座への返金を手配することが可能で、その場合チケット発券代理店の承諾の書面が必要になります。(AGクレジットに関する委任状)

(以下略)


ごめん、何の話?????


画像の中の長い本文には、AGアカウントやらクレジットシェルやら事前振り込み口座?やら委任状やら訳のわからない用語がふんだんに使用されています。AGアカウントというのは、調べたところエアアジアの旅行代理店向け支払い手段のアカウントのことのようですが、何故それを私にメールしてくるのか???

念のため読み進んでも全然意味が分かりませんが、どうやらクレジットアカウントへの返金にしても現金での返金にしても、チケットを発行した代理店(エクスペディア?)の委任状が必要なので委任状を記入して送ってくださいみたいな内容のようです(委任状のフォーマットも添付されていました)。え、これ私じゃなくてチャージバックを手配してる三井住友VISA宛のメールじゃないの???

とりあえず、本件はもう私の手は離れて三井住友VISAに一任している認識だったので、このメールも三井住友VISAに転送しました。エアアジアには返信していません。

すると、それから4日後に更にエアアジアからこんなメールが届きます・・・。

「返信保留中」という文字の入った件名に加えて、「弊社からの最近の依頼について3日以内に返信ください」という本文の短いメールです。

自分は140日以上経っても返金しないクセに、こっちがたった4日返信しなかっただけでこんな催促ですか?????さすがにナメくさってるにも程があるのではございませんか?しかも、”gentle reminder”(直訳すると「優しい催促」)というのは、「(今はまだ)優しい催促(だけど、それもあと3日だぞ)」という警告に取られることもある言い回しなので、とても何ヶ月も返金を待たせている相手に書くような丁寧なメールとは言い難いものです。

でも、これを放置することで私が返金を要求する意思を放棄したと勝手に判断されても困るので、一応こちらからも以下の返信をしておきました。

現金での返金を要求することを繰り返した上で、返金依頼はカード会社からするので今後は私ではなくカード会社に連絡するようにと書きました。三井住友カードの名前を出した上で、前回のエアアジアからのメールもカード会社に転送したことを伝えています。カード会社の連絡先は、すでに連絡が行っていて分かっているはずなので書いていません。

さらにこの数日後、私からの返信がなかったためケースがクローズされたという旨のメールがありましたが、さすがにこれには返信しませんでした。実際私は上記の通り返信したわけですし、もうこれ以上は三井住友VISAに任せようと思ったので。しかも、私がこのメールに返信しなかったからと言ってエアアジアの返済義務が消滅するわけでもありませんしね。

でも、今思うと私が返信した宛先はnoreply(返信不可)だったみたいですwwwww

つまり、私の返信は相手は見ていなかった・・・ということかもしれません(noreplyでも見ている会社もあるので一概には言えませんが)。よくよくメール履歴を見返すと、エアアジアは場合によって普通のサポートデスクのメアドからメールを送ってくる時と、noreplyから送ってくる時があるようで、私は何度かnoreplyの方に返信してしまっていたことがあったようでした。これは不覚・・・。でもさ、そんなところまで見てないよwwwwwどんなメールもちゃんと返信見れるアドレスから送れよwwwww

そして返金へ・・・

実質、エアアジアとのやり取りは上のもので最後で、それ以来は10月末に破産申請しました云々というメールが来た以外は特にエアアジアから連絡は来ていません(笑)。破産の通知にはさすがに驚いたので、カード会社に対しては本当に大丈夫か催促のメールをしましたが、「一度エアアジアから反論されましたが、現在再度申請しておりますのでしばらくお待ちください」という趣旨の事務的な返信が来ただけで特別な内容はありませんでした(このためカード会社とのやり取りは割愛します)。まあ、「一度反論された」というのが不安ではありましたが、私の方ではそれ以上何もできないのでとにかく待ちました。

そして12月14日、忘れた頃に突然三井住友VISAから電話があり、ついに全額返金されたという連絡を受け取ったのです!!

やっと返金されたーーー!!!!!

9ヶ月待ってやっとです!もうダメなのかと思っていました・・・。

先ほど上の方でも画像を載せましたが、電話の時点でクレジット明細にも記載されていました。2021年の1月に無事返金(1月分の支払いから減額)予定です。

エアアジアからの上の意味不明なメールが結局どう扱われたのかは私にはわかりませんが、恐らく裏で三井住友VISAがエクスペディアとやり取りして委任状を作ったか、エアアジアに圧力をかけて委任状なんか無関係に返金させたか、実はエアアジアからはいまだに返金されておらず三井住友VISAが建て替えるなりしたのではないかと勝手に想像しています。三井住友VISAに交渉をバトンタッチしてからは私はほぼ関与していないので真相は不明ですが、チャージバックを請求してからはあっけなく返金されたのでそれはそれで拍子抜けでもありました。もちろん嬉しいですが。

以上が、エアアジアとのやり取りと全額返金されるまでの経緯です。これから返金を要求したい人は、参考になさっていただければと思います。

エアアジアとのやり取りはもちろん日本語でもできますが、日本語だと英語以上に遅いかもしれませんし、もしかすると英語でやり取りした方が私のように早く返金されるということもあるのかもしれません(ただの想像ですが)。カード会社とのやり取りは、海外のカードでない限りもちろん日本語です。

まとめ:とにかく根気強く交渉すれば今からでも返ってくる・・・かもしれない

約1年分の気持ちが詰まっているのでかなり長編になってしまいましたが、以上がエアアジアのフライトが欠航になってからその分の代金が返金されるまでの経緯です。

私がチャージバック申請をしたのは(=カード会社に交渉を任せたのは)エアアジアが破産する前の話だったので、破産後の今からチャージバックを申請するとまた状況は違うかもしれませんが、やってみる価値はあると思います。

最悪4〜5万円なら今年中に返ってこなければもう諦めていたかもしれませんが、さすがに20万円近くものお金をドブに捨てるのは絶対に嫌だったので、最後まで戦い抜こうと思って頑張って良かったと思います。エアアジアは、自分の国で発生したわけでもないコロナのとばっちりをくらっただけなので気の毒なのですが、それでも何の見返りもないのに20万円ものお金を寄付することはできませんからね・・・。

まだ返金されていないみなさんも是非頑張ってください!

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