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ビーチリゾートが好きな皆さんは、何が目的で行っているでしょうか?ビーチで泳いだりスノーケリングしたりでしょうか?
ならば、できないと楽しさが半減してしまう基本中の基本のスキルがあります。「素潜り」(またはフリーダイビング)です。今回は、私が10メートル潜れるようになった素潜りのやり方をお教えしまーす!
世界が変わる
よく、ダイビングを始めた人が「世界が変わる」と言うのを聞くことがあります。水面から中を覗くのと、自分で潜ってみるのでは全然違う!と・・・。
確かに、素潜りをすっ飛ばしていきなりスキューバダイビングをしたらそう感じるかも知れませんが、私からすれば素潜りこそ世界が変わります。もちろん私もスキューバは大好きですが、素潜りならライセンスも講習も無しで自分の好きなところを好きな時好きなように潜って魚と触れ合えるわけですからね。何より自分の力で潜る達成感と身体を動かす楽しさがあるので、素潜りができないスキューバダイバーは気の毒なくらいです。
↓さて、ではまずはこの写真を見てください。これは5〜6メートルの海の中を水面から覗いたところ。魚遠い…。
↓ここを自分で潜ってみると、こんなに間近で魚を見られるんですよ!!これは同じ場所で撮った写真です。
潜り方の基本の技、「ジャックナイフ」を覚えよう
10メートルも潜るというと何か難しそうに聞こえるかもしれません。でも、潜り方は体をくの字に曲げて頭から垂直に潜り、あとはゆっくり体をまっぐにしてじっとしてるだけ。
以上。
いや、本当にこれだけです(笑)よく、お尻が水面から出た状態で潜ろうと必死にもがいて息子にいいところを見せようとしている涙ぐましいお父さん達がいますが、正直ハタから見るとかっこいいのとは対局の状態なのでやめた方がいいと思います(笑)一度全身がまっすぐ水に入ったら、あとは足とかフィンの重みだけで何もしなくても勝手に沈みます。
では、ちょっと絵で説明してみましょうかね。使いにくいマウスで書いたのでヨボヨボなのは気にしないでくださいw
↓まずはこの体勢から・・・
↓体を直角にします。
↓そのまま上半身を水に垂直することを心掛けて水に入っていきます。頭から垂直に入るので体は曲げたまま。水の中で逆立ちするイメージです。
↓上半身が全て水の中に入ったら、水の中で体をまっすぐにしていきます。まっすぐになったら、最低でも足先まで水に浸かるまではそのまま我慢!もがいても逆効果。
これだけで2〜3メートルは勝手に沈むはずです。これが素潜りの基本、「ジャックナイフ」です。この辺で一度耳抜きをしておきましょう。あとは、沈み方がゆっくりになったらもっと深く潜るためにフィンキックやドルフィンキックをします。
より深く潜りたい人は、キック→我慢→キック→我慢を繰り返しましょう。耳抜きは、個人差がありますが2〜3メートルおきにやるのがいいです。
慣れれば魚と戯れたり接写したり自由自在
ひとたびジャックナイフを覚えれば、あとは魚と戯れるもよし、より深みを目指すも良し、サンゴのトンネルをくぐるも良し、下からスキューバダイバーを見上げるも良し!!楽しみ方は無限大です。しかも、ビーチリゾートでやると確実に賞賛の眼差しを集めますw主に、潜れない率がダントツに高い日本人から・・・。
潜る時の装備は、最初のうちは安いシュノーケル3点セットだけで十分です。それだけで普通に10メートル潜れます。むしろ、本当にうまい人はフィンも何もなくても20メートル潜れるとか・・・。ただし、くれぐれも無理はしないように。なお、今は冬でシュノーケルを取り扱っている店は少ないので、ネットで探すといいのではないかと思います。下のものは、カラーバリエーションが豊富で在庫も残っている唯一のものでした。メンズもレディースも有り。
みなさんも素潜りを覚えてビーチリゾートの楽しさを5倍10倍に広げてみませんか〜。ちなみに、サイドバーのプロフィール画像は素潜りを覚えて記念すべき一本目の写真です。タヒチで撮影!
価格:4,320円 |