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タヒチ 海外土産

タヒチ土産の「モノイオイル」とは?日本で買うことも可能

投稿日:2021年4月25日 更新日:

タヒチで買ったいろいろなお土産 ©サラリーマンの旅スタイル

南国タヒチは世界中の人の憧れの島ですが、お土産も素敵なものがたくさんあります。中でも、「モノイオイル」と呼ばれるティアレの花やバニラを漬け込んだココナッツオイルは日本でも通販で買うことができてとてもおすすめ。

今回は、そんなモノイオイルの使い方と日本で買う方法をお伝えします。

モノイオイルとは?

日本でも買えるモノイオイル ©サラリーマンの旅スタイル

モノイオイルとは、ココナッツオイルにティアレの花やバニラを漬け込んだとてもいい香りのするオイルのことで、南太平洋のタヒチでは昔から愛されています。ティアレとはガーデニアの一種で白くかわいらしい花ですが、タヒチの国花で香水などにも使われています(筆者もタヒチで買ったティアレの香水を使っています)。

モノイオイルにはティアレやバニラの他にもイランイラン、サンダルウッド(白檀)、ジャスミン、ココナッツなど様々な種類があります。ティアレのモノイオイルは、上の写真のブランドのものだとティアレの花がまるごと一輪入っています。

私はいつもティアレのものばかり買ってしまいますが、ティアレの入ったモノイオイルは香水のような爽やかな香りというよりはお香のような癒される香りがします。ティアレの甘〜い香りの中にもツンとしたスパイスがある感じでひたすらいい香りなので、肌に塗ってうっとりしながらタヒチ気分に浸るには最高です(笑)。

モノイオイルのベースになるココナッツオイルは凝固点が20〜25度くらいなので冬には固まってしまいますが、固まっても湯煎すれば元に戻ります。元々暖かい場所で保管するもので劣化しにくいためなのか、数年は使えますよ(肌の弱い人でも大丈夫かどうかは分かりませんので気を付けてください)。

日焼け後や通常のスキンケアなどいつでも使われるオイルです。

モノイオイルの使い方

モノイオイルは、いわゆるボディクリームや化粧水のような化粧品とは違い、ザ・油といった感じのテクスチャです。100%ココナッツオイルの中に花を漬け込んでいるだけなので当然といえば当然ですが、これを肌に塗ったりして手入れするわけですね。私の場合、どちらかというとケアというよりは香りとタヒチ気分を楽しむために使っています。

用途としては、以下のようなものがあります。

日焼け後や通常のスキンケアに

提供:写真AC

モノイオイルの代表的な使い方はやはりスキンケアです。タヒチの人は、伝統的に日焼けした後のケアや通常のスキンケアにモノイオイルを使ってきたそうです。日焼け後のケアに使う場合、ほてっている状態で使うのは良くないので、ほてりが冷めてから使うといいでしょう。

通常のスキンケアとしても、冬の乾燥している時などにおすすめです。油なので最初はなかなか肌に馴染みませんが、しばらくするといい感じに馴染みます。私の場合はですが、肌が乾燥していてもモノイオイルが馴染むと柔らかく手触りがサラサラになります。

入浴剤として

提供:Pixabay

モノイオイルは、入浴剤としても使うことができます。特に量は決まっていないようですが、好みで何滴かたらすとたちまに南国気分がお風呂場に立ち込めて最高の気分になれますよ。

モノイオイルは何種類かあるので、小さめのものをいくつか買って比べてみるのも楽しそうですね。

髪や頭皮のケアに

提供:写真AC

モノイオイルは、驚いたことに髪や頭皮のケアにも使えるそうです。2003年のこちらの論文(英語)によると、ココナッツオイルは髪の中のタンパク質に馴染みやすい性質があり、髪に早く浸透するのとのこと。

髪を洗う前後に使うとタンパク質の流出を防ぐことができるので、結果として髪の水分や養分を保ったり以下の効果が得られるそうです。

  • 髪の保湿
  • コシを保つ
  • 強さを保つ
  • 輝きが増す
  • 枝毛防止
  • 縮れ防止

こちらの記事(英語)を参考にしました。

オイルを髪に塗るのは意外ですが、いい匂いですしおすすめですよ!ただ、あまりたっぷり付けるとベトベトするのでご注意くださいね。

モノイオイルが日本で買える場所

モノイオイルは日本でも買うことができます。日本での主な販売店は、ネット通販だと楽天アマゾンiHerbがあるので、それぞれのモノイオイルの品揃えと特徴をご説明します。

なお、価格の相場についてですが、モノイオイルは一般的な120mlのもの(上で1ボトルだけの写真を掲載したもの)をタヒチで買うと680フランくらいだったと思います。日本円にすると約700円ちょっとです。日本の販売店で買う時はこの金額を頭に入れて探すといいでしょう。

たまに120mlのものが2000円くらいで売っていることもありますが、それだと高すぎるのでご注意ください。2021年現在は、日本の通販でもだいたい1000円前後で売っています。

日本でモノイオイルが手に入る販売店は以下の通りです。

楽天

楽天は、その時によって品揃えはだいぶ違いますが、いつも何かしらのモノイオイルを売っています。今回記事を書くために調べたらとても種類が増えていました。日本でもだいぶモノイオイルの知名度が上がってきたということかもしれません。

>>楽天でモノイオイルを探す

アマゾン

アマゾンにもいつもモノイオイルが売っています。品揃えはそこまで多くないようですが、タヒチでは見かけないものもあるようです。たまに売れ残り?のモノイオイルを安く売っていたりするのでおすすめです。モノイオイルは何年か経ってもあまり劣化しないので、売れ残りであっても特に気にしなくていいのではないかと思います(肌が弱い方についてはわかりませんが)。

>>アマゾンでモノイオイルを探す

iHerb

iHerbは海外輸入コスメやサプリを安く買えるサイトです。モノイオイルもたくさん売っていて、タヒチで売っているティアレのモノイオイル(上の方で写真を載せたもの)から、タヒチでは見たことがないものまでたくさん売っています。

コスメ以外にも、筋トレのサプリなど日本で手に入らないいろいろなものがとても安く買えるので、女性だけでなく男性にも人気のサイトです。私の筋トレをしている男性の知り合いはみんなiHerbを使っているそうですし、私自身もコスメや筋トレサプリはiHerbで買っています。

約4500円以上の買い物(その時のレートによる)で送料が無料になりますし、いろんなスキンケア製品やサプリがあるので、是非いろいろ探してみてください。自分でコスメを作るための材料なんかも手に入りますよ。

iHerbはアメリカからの発送になるのでハードルが高いように思うかもしれませんが、買い方は通常の国内の通販と何も変わらないので特に心配することはありません。送料無料も、アメリカから日本への発送でももちろん適用されます。購入金額が約14000円を超えると関税がかかることもあるので、それ以下の金額にするのがおすすめです。

なお、コロナ禍の今は分かりませんが、それまではアメリカからでも4〜5日で到着したように記憶しています。

>>iHerbでモノイオイルを探す

モノイオイルは自分で作ることもできる?!

※これはモノイオイルの画像ではありません(提供:Pixabay)

モノイオイルは、ココナッツオイルの中に花や植物を漬け込んだシンプルなオイルなので、なんと自分で作ることもできてしまいます。

こちらの記事(英語)を参考にレシピをまとめてみましたので、興味がある方は是非手作りモノイオイルを作ってみてください!

材料・用意するもの

  • 精製ココナッツオイル500ml
  • ティアレの花100個
  • ペーパータオル
  • 1Lのメイソンジャー(フタができるガラスのボトル)2個
  • 木のヘラ

花とオイルの割合は200:1が理想だそうです。200個の花に対して1リットルのココナッツオイルなので、100個の花だと500ml、100mlでいいなら花は20個ということになります。

作り方

  1. ティアレの花をすすぐ
  2. ティアレの花をペーパータオルの上に乗せて乾かす
  3. 花が乾いたらボトルに入れ、ココナッツオイルを注ぐ
  4. 木のヘラで混ぜる(花を下に押し込む)
  5. ボトルのフタをきつく締める
  6. ボトルを1日に3〜4時間窓辺に置く。これを1ヶ月間行う
  7. 1ヶ月経ったら、オイルを細かい網で2回濾過する
  8. 完成!(保存する場合は別の殺菌済のメイソンジャーに移動する)

どうでしょうか?時間はかかりますが、そんなに難しくないと思います。ただ、ティアレの花が日本だと手に入りにくい(自分で育てることは可能)ので、そこが一番のハードルかもしれませんね・・・。バニラのモノイオイルなら日本でもできるかなと思って調べましたが、結局バニラもティアレの花を使うようです(こちらの英語の資料参照)。

ティアレの花でなくても、ロサ・ダマスケナというバラで作られたモノイオイルもあるようなので、ティアレ以外の花で作ってみるのも手ですよ。私もどうせコロナ禍でずっと家にいるので近々挑戦したいと思います。

タヒチで買うなら・・・

今はコロナ禍なのでタヒチに行くのは難しいですが、コロナが明けてタヒチに行けるようになったら、是非現地でモノイオイルを買ってみてください。本場タヒチには、通販では買えない香りのモノイオイルや他の素敵なグッズとセットになったモノイオイルがたくさんあります。

タヒチで買う場合、空港でもモノイオイルを買うことはできますが、私のおすすめは「カルフール」という大型スーパーです。カルフールはタヒチの中でもタヒチ島にしかなく、全部で3〜4箇所にあります。私がよく行くのは上の地図の左上の一番下のお店(Carrefour Punaauia)で、都心(港)から車で20〜30分ほどで行けます。

ここにはモノイオイルだけでなくヒナノ のサンダルやTシャツも売っていますし、タヒチのお菓子もあるのでお土産は空港よりもここで買うのがおすすめです。きれいな貝殻やパレオ(服として体に巻く布)とセットになった素敵なモノイオイルもありますし、お土産に最適な小分けのモノイオイルもあります。

下の写真のものは全てカルフールで買いました。

©サラリーマンの旅スタイル

私はいつもPunaauiaのカルフールに行きますが、2014〜2015年ごろにはもう少し都心に近いカルフール(Carrefour Faa’a Pacific Plaza)もオープンしたそうで、品揃えはPunaauiaほどではないですがそこにもタヒチ土産はあるそうです(私は行ったことがありませんが)。

なお、コスメやお土産はカルフールよりも都心のマーケットの方が安いそうなのですが、休日はやっていないので注意が必要です。私はボラボラなどの離島で過ごした後最終日に飛行機のためタヒチ島に戻るのですが、いつも日曜発の便なので一度もマーケットに行ったことはありません。もうタヒチには4〜5回行ってるのに・・・。

ともあれ、日本でも買えるモノイオイルを買えば日本でも南国気分に浸れるのは間違いありません。

みなさんも南国のオイルでうっとりしてみませんか?

>>楽天でモノイオイルを探す

>>アマゾンでモノイオイルを探す

>>iHerbでモノイオイルを探す

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